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エディションノート
《小説登場人物たちによる、作品内容紹介》
高野山次郎先生:「へんてこりんなタイトル。しかも物語の舞台は1990年の長野県の軽井沢やて。これ、どんな内容なんや?」
男川正朗:「主人公は、ある漫画プロダクションでチーフアシスタントを務める僕、マーロウこと男川正朗です。相棒は、その師匠でやたらキャラが濃い売れっ子漫画家先生、つまり高野山次郎先生、あなたです。ずばり『あの日に帰りたい』の青春プレイバックの話です。他にも、二人の恩師である大御所の劇画原作者の魔王大師匠先生や、絶世の美魔女BL漫画家とか、魅力あるバイプレーヤーが登場します」
高野山:「ははん。ベタな漫画出版業界の内幕小説かいな?」
男川:「いえ、純然たる謎解きミステリーです。バブル真っ盛りの軽井沢で起きた女子大生転落死亡事故の真相を探ろうと、タイムスリップで若返った僕たちを含めた登場人物が、作中で探偵ごっこを始めます。メイ探偵と迷推理と意外な結末がゾロゾロ。なお、この本には二作品が収録されていて、第一話が異世界転生青春ミステリー風。第二話の方が、同じ登場人物が活躍するシリーズ続編で、ゴルフをテーマにして、ダイイングメッセージの謎を解く本格探偵小説になってます」