へうげもの(3) (モーニング) by 山田芳裕 ダウンロード PDF EPUB F2
歴史好きなので興味がありました。美術品を愛する主人公目線での進行が新鮮でおもしろい。完璧ではない主人公が人間らしくて好感もてます。
一応、織田信長というビッグネームの家臣であったものの、果たして歴史好きを公認される方の中でもこの書で扱われている古田織部という人物を読み始めから知っておられた方というのはどれほどいらっしゃったのか甚だ疑問。 ただ、古田織部の茶器に対する欲深さが尋常でなく人間臭くって、その辺りはかなりの読み手に親近感を沸かせ、この作品に没頭させたのかと邪推させるほどよくできた作品かと思います。
茶器という、かなりマイナーな知識や当時の文化背景などを掘り下げるのには助けになりますが、これだけ地味な題材で、25巻まで続いたのは上記の理由が大きな要因ではないでしょうか???
以前、なんでも鑑定団辺りはそれなりの視聴率がコンスタントにとれている事からも、骨董品好きは特に初刊から傾倒してしまう作品の様な気もしますwww
無料お試し版で楽しく読ませてもらいました。